強度近視の方のメガネは、厚くて重くて、周辺部のウズが目立つ等の悩みが多いものです。
このような強度近視での悩みを解消し、レンズをより薄く、軽く、ウズの目立たない快適なメガネを作ろうと考案されたのが、強度近視用メガネのウスカル枠です。
当店では必要に応じてアンダーすっきり加工を実施しています。
アンダーすっきり加工とは、メガネレンズの厚さを目立ちにくくする
特殊な裏ワザ加工方法のことです。
ウスカル枠とは
ウスカル枠の特徴は《小さい玉型》と《広い鼻幅》にあります。
小さい玉型
近視の度数が強くなるほど、レンズの周辺部の厚みは増していきますので 玉型が小さいほどレンズの厚みは薄くなります。
一般の小さい玉型は48㎜くらいが主流で強度近視の方には薄さで あまり効果がなく42㎜や40㎜があっても それはお子様用のため 大人の顔には合わないことが多いものです。
広い鼻幅
お客様の瞳孔間距離(PD)に適合するように、鼻幅が広めになっていますので小さい玉型でも大人が問題なく装用できるのです。
ウスカル枠の玉型は36㎜38㎜40㎜42㎜で鼻幅が広めで、フレームデザインに特徴を持たせてあるので強度近視の方に最適です。
瞳孔間距離(PD)とフレームPD(FPD)が同じか、4㎜位広いフレームを選ぶのがポイントです。
当店のウスカル枠
ウスカル枠はPD(瞳孔間距離)との適合が大事なため、
さまざまなPDの方に対応できるようにウスカル枠を250本以上在庫しています。
※同じ度数のレンズですが、こんなに違います。 撮影 北出勝也氏 ウスカルHPより
ふつうのメガネフレーム最大コバ厚6.1㎜1枚6g ウスカルフレーム最大コバ厚3.25㎜1枚2g
写真左の普通のメガネフレームでは顔の輪郭線の入り込みが目立ちますが、
右のウスカルフレームでは全く目立ちません。
最大の厚みは約半分に、レンズの重さは約3分の1になりました。
強度遠視の方のメガネはレンズの中心部が厚くて重く、また、目が大きく見えてしまうという悩みが多いのですがウスカル枠を使って作ると、劇的に薄く・軽くなり、また顔に近くかけられるので 比較的目が大きく見えなく出来上がります。
こんなに薄くなります⇒実例